すみれ会という名前


坪尻みつこです。「すみれ会」と名付けた理由ですが…
私は阪神大震災で罹災して依頼、神経質すぎるぐらい地震に反応してしまうようになりました。
今回の東日本大震災の後も余震で眠れなくなったり、何もする気力がなくなってしまったり…
まだ1歳の子どももいるのに、育児もままならない状態になってしまったので、とりあえず私の出身地であり、主人の実家のある兵庫県宝塚市に帰ってしばらく過ごすことにしました。
 
宝塚市の花は「すみれの花咲く頃」の歌で有名な「すみれ」です。
宝塚に帰ると、至るところにすみれやパンジー、ビオラなどの植え込みがあり、
花を見ると心が落ち着き、笑顔になることができました。
 
すみれの花はとても小さくて地味ではありますが、寒い時期でもややうつ向き加減に花を付け、北風に耐えながらも健気に咲き、春を待ちます。
そのすみれの姿が東北の方々の命の輝きと重なるように感じました。

また、阪神大震災でガレキの山とかした阪神間も、震災から16年の月日がたち、
今では美しい花が咲き安心して住める街にまで復興しました。
今回の大震災は阪神より規模も大きく、また広範囲にわたって被害が及びましたが、
いつか花でいっぱい、元気いっぱいの東北地方になり、
それと共に日本中が元気いっぱいになるよう、、、そんな祈りを込めて「すみれ会」とネーミングしました。

すみれの花言葉は愛なのだそうです。
花と笑顔と優しい気持ち(愛)の力を私は信じています。
皆さまのお力添え、どうぞよろしくお願いいたします。